土は、
乾いたり、
湿ったり、
水浸しになったりもする。
人も同じ。
そのまま放置しておくだけでは、
栄養不足になってしまうから。
心が喜ぶ栄養を、
心に幸せな潤いを。
soil.
土というショップ名には、
そんな想いが込められています。

ここは、

出羽國（でわのくに)庄内。

朝焼けに染まる、庄内平野。

キリッとした朝の空気と、

太陽の光が、

田んぼ一面に満ち、

神々しく、光輝く。

冴え渡る程に清く、

美しく澄んだ空気。

鳥のさえずり。

八百万の神々を支える山々。

表情豊かに育まれる、雄大な自然。

海から聴こえる波の音、

川のせせらぎ、

湧水の優しい音色。

空気も水も、

瑞々しく生まれ変わる。

歴史溢れる、

神社寺院の荘厳な佇まい。

夜になると、

出番が来たとでも言うかの如く、

個性溢れる星たちが煌めき、

月が庄内平野を静かに見守る。

田んぼを耕した後に薫る、

夜の土の匂いは、

官能的と言える程、

実に甘美で、

本来あるべき人の本能を、

揺さぶるようにかき立て、

我々を翻弄し、誘惑する。

それはまるで、

初めて誰かを深く愛した時のように。

淡く、せつない香り。